アルミ鋳物の事なら茨城県境町のアルミ鋳造の専門集団「弘中鋳造」へ
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"熱"を帯びたる、アルミ鋳造の仕事
アルミ鋳造は、弊社の中核を成す「仕事」です。
鋳型の成型から、製品の研磨仕上げまで、職人たちが魂を込めて、日々作業に取り組んでいます。
必ずご満足いただける製品をお届けしたい―ですから、できる限りお客様と緊密に打ち合わせをおこない、意見の交換をおこないます。
事前のお打ち合わせ、試作品を実際に見ながらの意見交換など、お客様の完成品のイメージを間違いなく共有することが、ご満足いただける製品づくりの第一歩となります。
これはどこも同じかもしれませんが、私たちも製品の一つ一つに職人の魂を込めていきます。
当社のつくる鋳物は、製品一つ一つに、鋳型づくり、アルミの注湯、磨き、仕上げの各行程をおこなっていく、すべてが一点物です。
ですから、一つ一つに魂を込めなければ、製品の完成度がバラバラになってしまいます。
製品の精度を決める、鋳型づくり(造形)は、専門の職人が精密な採寸と仕上げをおこないます。
注油は失敗の許されない、常に1回勝負の作業です。その時々の気温や湿度を考慮しながら、高純度・高品質のアルミを、最適な温度で溶解し、歩留まりができないように慎重に作業していきます。
できあがった鋳物は、一つ一つを職人の手作業で、丁寧に磨き上げて仕上げていきます。
磨き上げられた製品に厳しい目線で完成検査をおこない、検査基準に合格した製品だけがお客様のもとへと出荷されていきます。
弊社鋳造の基本は、手作業により、原型づくり、鋳型づくり、アルミ注入、鋳型はがし、バリ取り、磨きといった作業を経て、一つの製品が完成する、いわば手づくりにあります。
特殊な要望にも応え、個々の完成度を高めるにはとても有効な手法ですが、大量生産には不向きな手法でもあります。
弊社では、金属製の鋳型を用いることで、鋳型づくりからアルミの注入までを、自動制御でおこなう自動鋳造機を導入。
大量生産にもしっかりお応えできる環境を整えました。
先代から受け継いだ、天然の鋳物砂による生型鋳造の技術も、しっかりと受け継いでいます。
近年は鋳物砂に合成樹脂などを配合し、型くずれしにくくし、乾燥時間も短縮させる、優秀な鋳物砂が主流になっています。
総天然鋳物砂は、ケイ砂、粘土、水で作られる、昔ながらの鋳物砂です。
注油した後の「バラシ」が容易で、とくに繊細な製品の鋳造に向いた鋳造法と言えます。
しかし、鋳砂自体の結合が弱いため、成型しにくく、壊れやすい特徴があり、造形するには経験と技術力を要しますので、近年では対応できる職人さんも少なくなってきました。
当社では、伝統の技術もしっかり受け継ぐことで、稀有なご要望にもしっかりお応えできる体勢を整えています。
お客様の再鋳造の希望にもすぐにお応えできるように、大型倉庫も完備しました。
数百種類の原型を保管しており、急なオーダーにもすぐに対応し、最高の製品をお届けするために、万全の環境を整えています。
職人が魂を込めてつくり上げた製品をご紹介いたします。
一点物のモニュメントなどから、大型船舶などの主要部品まで、お客様の様々なご要望にお応えしていきます。